えんぴつぶろぐ

子育て中のフロントエンドエンジニアのブログ。

2019-2020年振り返り

2020年の振り返り記事を書こうと思ったらブログの下書きから書きかけの2019年の振り返りを発掘したので一緒に公開して供養します。
前半はコロナ禍より前に書いたものなのでテンションがぜんぜん違うのが興味深い。

育児・仕事・学業全部に言及してるので我ながらごった煮すぎる。

(2019年4月)産技大修了

2019年はまだ育休中だったが、2018年10年に履修開始した産業技術大学院大学の人間中心履修証明プログラムを2019年4月に修了した。
このプログラムはUser Experience デザインやHuman Centered Design、ユーザビリティの理論などを基礎から学んだり実践できるもの。
半年間のプログラムではあるが、履修証明制度に基づいて履歴書にも書けるものになっている。

受けた経緯はこちら:

empitsu88.hatenablog.com

この履修証明プログラム社会人向けで、平日夜や週末に授業がある。
ほぼ毎週土曜日10時〜18時+たまに金曜夜というスケジュール。
もちろん授業に出席するだけでなく課外の課題も多い。

  • 予習として課題図書を読んでくる
  • 授業で学んだことをまとめたレポートを書く
  • ユーザーインタビューに繰り出して書き起こしをしてくる

という個人ワークもあれば、グループワークのためにチームメンバーと協力して制作をしたりもする。
もちろん授業中にも作業はするんだけど、圧倒的に時間が足りないし納得の行く成果物を出すためには授業外の時間を使ってすすめることも時には必要だった。

  • facebookグループ上でコミュニケーション取りながら、プレゼン用の資料を分担してつくる
  • プロトタイプをつくってユーザーインタビューする
  • ユーザビリティテストで使うシナリオや資料を整理する

などなど…
更に受講生同士有志で集まっての勉強会や素振り会が開催されていたり。

そんなこんなでとにかく時間が必要だったけど、産技大の活動をしている間快く家事育児を引き受けてくれた夫には本当に感謝。
おかげで授業は全て出席することができたし、課外の課題やグループワークもスムーズに進めることができた。

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修了証

「育休中は孤独だし平日日中ワンオペになるが故夫への不満が募りがち」とも世間ではよく言われるが、このおかげで夫には感謝こそすれ不満とかほぼなかったように思う。
むしろ頭上がりません。

職場復帰してからは、UX勉強会開催したり、スクラム開発で仮説検証プロセスを高速で回すときに「これ産技大でやったやつだ!!」って進研ゼミ状態になったり学んだことがじわじわ効いてきてる。

(2019年3月)TOEIC250点上がった

2019年3月に数年ぶりにTOEICを受けた。

2018年の振り返り記事にも書いたけど、育休中は英語の勉強をちまちまと進めていた。

スマホのアプリで単語覚えたりリスニングしたりオンライン英会話やったりして、前回からは250点あげることができた🎉

この勢いでIELTSもうけるか!って意気込んでたけど職場復帰した後はオンライン英会話ですら回数をこなすことが難しくなってやめてしまった。

(2019年4月)職場復帰した

約1年取得した産休育休から2019年4月に復帰した。

その時の振り返り記事:

empitsu88.hatenablog.com

復職してからはWebサービスの環境改善や新規事業の開発に携わったりした。

新規事業の開発のことはAdvent CalendarでQiitaにも記事を書かせてもらった。(今見るとところどころ古い内容があって恥ずかしいが…)

qiita.com

技術選定からアーキテクチャ設計、コンポーネント設計、新規アプリケーションのセットアップ、実装、Unit Test、CI、ドキュメント整備、仕様調整、スケジュール調整、などなど少人数で回す必要があったし、Nuxt.jsもTypeScriptも自分は実務では書いたことなかったので業務の合間に勉強する必要もあったしでかなり大変だったけどここでかなりレベルアップできた気がする。

ブランクもあってコードを書く力がかなり錆び付いていたのもあり、モダンフロントエンド環境での設計力・実装力をつけたいと思ってたので渡りに船だった。

(2020年1月)卒乳した

このとき娘は1歳半をとうに過ぎていたが、ようやく完全に卒乳した。
もともと混合育児で、昼間はまったく母乳はあげずに済んでいたが、寝かしつけや夜泣きのときはあげないとギャン泣きされる状態だった。

何度かトライしつつも娘が体調崩したり自分が体調崩したり義実家帰省があったりで幾度となく中断を余儀なくされていたプロジェクトだったが、令和2年を迎えて再度気持ちを新たに挑戦したところあっさりと卒乳してしまった。

今まで私が寝かしつけるときは「はよここに寝て乳飲ませろ!」と言わんばかりに枕を叩きながらぐずり、服をめくってきていたのにそんなそぶりを見せることもなかった。

「もうおしまいだよ〜」「娘ちゃん大きくなったからもうないよ〜」と幾度と話しかけていたおかげかもしれない。

卒乳関連の指導では「赤ちゃんの心と体が必要ないと思ったタイミングで自然に卒業します」説は話半分で聞いてたけど確かに自然なタイミングでやめられた気がする。

どんなに泣いてても一瞬で泣き止ませることができる最終兵器は使えなくなってしまったが、
卒乳後は夜泣きも少なくなったし、
眠い時にママ依存になることもなくなったし、
これからはお酒も飲めるし、
通院するときに授乳してても大丈夫な薬に変えてもらう必要もなくなる🎉

(2020年1月) University of the Peopleに入学した

詳しくはこちら:

empitsu88.hatenablog.com

empitsu88.hatenablog.com

2018年の振り返り記事には産技大の履修証明プログラムに申し込んだ理由について

「"自分はどこに行ってもなんとかやっていけるという自信"を得るためにポータブルなスキルとキャリアがほしい」

みたいなことを書いてたんだけどUoPeopleに興味持った理由も全く同じだった。
UoPeopleで「グローバルでポータブルなスキルを身につけられてるか」っていうとまだまだ序盤なので全然だけど、どんな場所でも生き残れるようになっておきたいという野望はある。

(2020年3月)娘、2歳になった

2020年3月に晴れて2歳になった🎉
この時点での「できるようになったこと」を挙げると枚挙にいとまがない。

  • 85cm 11kg
  • 手すりがあれば一人で階段登れる
  • 単語だいぶ増えてきた。「娘ちゃんのしゃしんー」とか二語文っぽいのはよく喋る。
  • 「娘ちゃんのおててべたべた〜」とか三語文っぽいのも喋る。
  • 歌が好き。「きらきら星」や「ハッピーバースデー」とかよく歌ってる。歌詞がだいぶ聞き取れるようになってきた。
  • パズル好き。アンパンマンのシルエットパズルとかシルエットに合わせて貼るシールとか得意げにやってる。
  • 好き嫌いが激しくなってきた。保育園だと野菜ほぼ食べてこない…
  • トイレトレーニングはまだしてない。けどおむつ替えてほしいときや💩したときは教えてくれるときもある。
  • イヤイヤ期の片鱗がちょっと見えてきた。
    思い通りにいかないことがあるとめっちゃ泣く。お外行きたいのに雨で行けない日とか。
    親のスマホで自分の写真みたいのに見せてくれないときとか。
    でも別のことに気をそらすと一応誤魔化されてくれる。

反対に、「やらなくなったこと」もあるし「できなかったときの娘」とはもう二度と会えないのだと思うととても切ない。

本当にこれで、突然癇癪を起こしたり、思い通りに泣かないとすぐギャン泣きしたり、1日に3回くらいわざと牛乳をひっくり返したりするけど、だけども今日の娘が今までより一番かわいい。
体のフォルムがかわいいし何を喋ってもかわいいしすべての仕草がかわいいし自我が出てきてるのもかわいい。

(2020年4月)認可保育園に転園した

育休復帰後に最初に入園したのは小規模保育所で、1歳児クラスと2歳児クラスしかない場所だった。
つまり、2021年3月までしか居られなくて、2021年4月から預ける場所は別途探さないといけない。
待機児童が多く保育園になかなか入れない地域だったので、「比較的競争率の低い小規模保育にまずは入園し加点を得た上で、5歳児クラスまである認可保育園に申し込み転園する」という首都圏ではよくある戦略を取った。

無事に認可保育園2歳児クラスの内定がもらえたので、約1年間お世話になった小規模保育所を卒園して新しい保育園に転園することになった。

これで5歳まで預ける場所が確保できる!
つまり職を失う心配をしなくて済む!

と安心したのもつかの間、新しい保育園での慣らし保育もそこそこにコロナ禍に突入してしまったのだった…。

(2020年4月〜) つらいつらい在宅勤務 with kids

4月〜6月は3ヶ月弱保育園が登園自粛になって子供の面倒を見ながらの勤務だったのでほんと辛かった。

親がPC触ってるときに限ってまとわりついてきたり(子供からしたらそりゃ気分よくないよね…)
常に「おそといく」「こうえん行く」「うわあああああああ」だし
でも仕方ないとはいえ公園行くのも少し罪悪感あるし
時間帯によっては公園も結構人がいるし
子供は小さい子同士遊びたがっちゃうので娘が他の子に近づく度に「うわあああ密ううううう」って気が気でなくなるし
公園を避けて散歩するにしても近所は車や自転車も通る道ばかりだし
夫と半日交代制で面倒を見るようにはしていたが、やはり同じ家の中なのでぐずってたら気になるし仕事場に乱入されることもあるし
スプリント計画のときに自分の消化予定ストーリーポイントは多少減らしてもらったけど少し罪悪感はあるしで
(ただ半休はちょくちょく使って育児に専念する日は作ってた)

とてもストレスフルな期間だった。

ただ「昼間働けない分、子供が寝た後深夜に仕事の遅れを取り戻す」みたいなことはしないようにしてた(やりたくない)のでUoPeopleの受講もなんとか続けられていた。

empitsu88.hatenablog.com

今思えば「こんな状況なんだし有休バンバン使って週2勤務にするとか2週間まるごと休むとか、仕事の方をもっとセーブすればよかったのでは…」と思うけど、あのときはいつまで休園が続くかわからなくて有休を温存してしまった。(有休が十分手元にないと保育園から発熱お呼び出しかかったとき困るし)
夫婦二人とも在宅勤務且つフレキシブルに働きやすい職場環境というのもあり、在宅勤務 with kidsがギリギリ無理じゃない状況だったのもある。

(2020年7月〜) 保育園再開

緊急事態宣言が明けて約一ヶ月後の6月下旬、ようやく保育園に登園できるようになったので慣らし保育を再開した。

入ったばかりの新しい保育園の上、3ヶ月も登園していなかったので娘が慣れるか心配だったが順調に馴染んでいた。
いまや土日平日問わず家では「ほいくえんいく!」「あしたほいくえん?」「ほいくえんいきたかったあ」とか言ってる。

登園自粛が明けてからの生活

平日日中はずっと夫婦で家で仕事してるのもあって「電車に乗る」とか「地元以外の場所に外出する」というハードルがめちゃめちゃ高くなった。

職場が全社的に在宅勤務推奨になってから結局1-2回しか物理出社はしていない。

もともと休日は予定を入れまくるタイプの人間だったので休日に思うように外出ができないというのは地味にストレスだった。

実は通っていた保育園でも一度COVID-19陽性者が出て休園となった。
その時娘もPCR検査をした。
「うちの子も罹ってて発症したらどうしよう…」
「子供が罹ってたらそりゃ親もかかってるよな…」
みたいな心配もあるにはあったが家族全員ずっと無症状で超元気だったので、それよりも
「罹ってしまった方は症状大丈夫だろうか…」
「命に別状はないのだろうか…重症だったら…」
「保護者などから責め立てられたり誹謗されたりしてないだろうか…」
「もはや誰が罹っておかしくない状況だしそもそも子供から感染ったかもしれんし…」
「幼児は全員ノーマスクだし職員さん命がけの仕事じゃん…」
とか色々考えて結構ストレスだった。

尚、娘の結果は陰性だった。
とはいえ偽陰性の可能性もあるので念のためしばらくは家族みんな買い物・公園・散歩も含めて外出を控えていた。
(保健所の人には結果出るまで外出控えてねとかも含めてなんも言われなかったが…)

在宅勤務自体は最高

自粛生活はストレスだが在宅勤務は最高である。
夫婦ともに在宅勤務なので、娘を保育園に迎えに行って帰ってきたら夫が娘を出迎えて、3人で夕飯食べてみんなで風呂入って寝るみたいなことができている。

本当は平日夜の子供の世話は日替わりで夫と交代してるんだけど、3人でいるのが当たり前になりすぎて、 片方がお風呂連れて行ったり寝かしつけしようとしても
「ぱぱもおふろはいる!」
「ままはどこ!」
「ままといっしょにねるの!」
「ぱぱはどこ!」
って娘がなるので3人で過ごしちゃう日も多い。これはこれでまあ良し。

通勤時間がまるごとなくなったのもかなりありがたい。
在宅勤務じゃなかったら社会人学生やりながら子育てするのかなり厳しかったかも?と思う。

(2020年8月〜)会社のチームブログに色々記事を書いた

会社でチームブログを開設することになったので私も色々記事を書いた。

レガシーなフロントエンド環境をリプレースするためにチームでやっていること

子育て中の社員からみた食べログフロントエンドチームの働く環境

食べログでのAtomic Design 〜どう分類しているか編〜

SassからCSS Modules、そしてstyled-componentsに乗り換えた話

この記事にもある通り、2020年は業務でもりもりReact/TypeScript/CSS Modules/styled-componentsを実装したりアーキテクチャについて考えたり技術選定したりで技術的にも色んな挑戦ができたのはよかった。

(2020年12月)最近の娘

  • めっちゃ喋る
    • 「きょうは、保育園でね、XXXせんせいがね、XXXで、すべりだいやったの」
    • (体調悪そうにしていると)「ままおなかいたいのー?」「おなかいたくなくなったのー?」
    • 「あ!ここぱぱといったおしゅくりやさん(お薬屋さん)」
  • 数字が20くらいまで言える。
  • 英語でも10くらいまで言える。
  • アルファベットの歌全部言える。
  • 英語の歌好き。
    • 「Twinkle Twinkle Little Star」「Rain, Rain, Go Away」「Row Row Row Your Boat」あたりをよく歌ってる。尚、歌詞は適当。
  • 「かぼちゃのABCはー?」「アンパン食パンのABC!」とか親に英語を聞いたり英語で歌うことをリクエストしてくる(無茶振り)
  • 数文字だけだけどアルファベット読める。
  • 自分でズボン履けるけどやる気がないときの方が多い。
  • 良くないことをしたときちゃんと諭すとわかってくれることがある(感動)
    • 寝かしつけ中とかテンション上がると腹や胸の上に立ったり跳ねたりしようとしてくるんだけど
      「ゴフッ…お腹は柔らかくてデリケートだから立たないでね。優しくしてね」って諭すと
      「おなかゆりけーとー?」「あたまはー?」「おててはー?」とか色々聞いた後「あいわかった」って言ってくれたり。
      その後も忘れて乗ってこようとするときはあるけど「デリケートだから優しくしてね!」って言うとハッとした顔をして「あたまもゆりけーとね」って頭なでてくれたりする(感動)。
  • 寝る時間はどんどん遅くなって22時半〜23時くらい。どんなに早く寝室連れてっても保育園で昼寝してると結局この時間になってしまう…。
  • 絶賛イヤイヤ期の上小賢しくなってきた。
    「そふぁーでねんねするのー!」「おちっこしちゃった(してない)」「うんちした(してない)」「おしっこしたい(出ない)」ってあの手この手で寝室から出ようとしてくる。 (嘘とわかっていてもトイレには連れて行かないわけにはいかないので連れて行くが…)

2021年

  • かろうじてUoPeopleやっていはいたけどそれ以外のことが全然だったので2021年は飛躍したい。(ありきたりな言葉)
  • 今年はもしコロナが落ち着けばもっと子供連れてレジャー施設に遊びにでかけたり旅行行ったりもしたい…けどどうなるんだ世界…。
  • UoPeopleはプログラミングの基礎中の基礎みたいなコースはもう修了できそうなのでこれからどんどん難易度が上がってきそう。びびってる。
  • 高校数学の学び直しや大学の教養数学の基礎あたりをやっていたが学んだことを生かして競プロの問題を解くとか実践的なことをやっていきたい。
  • 機械翻訳に頼りすぎて英語力の低下を感じる。英語の勉強を再開したい。

今年もよろしくおねがいします。